令和4年 5月中旬から8月下旬にかけて法面工事を施工しました。工事の目的は、法面が崩壊しないように保護・強化・安定性を図る工事になります。
工事概要については、モルタル吹付枠とロックボルト工の施工で、現場は急傾斜地であることから、まさに職人のなせる技であり、こうした工事は、技能労働者の処遇の向上や、建設業の持続的な発展に繋がります。
建設業界では現在、高齢化とそれに伴う、若い次世代の担い手不足が問題になっている状況の中、建設業者が生き残っていくためには、生産性の向上を目的としたICT(情報通信技術)を取り入れた施工が注目されています。
当現場では、地上型レーザースキャナーを使用し、効果として測量期間の省力化と安全性が確保される他、3次元設計データを作成することにより、 出来形管理等の施工管理で、
施工精度の向上など様々な効果が得られました。
今、建設業は、重要な基幹産業として女性も男性も輝ける魅力ある業界に生まれ変わろうとしています。
着工前
完成
次元設計データ作成による現場管理

次元設計データ作成による現場管理