地すべり防止工事 飯山市字堰口

特色
残存化粧型枠の採用
 コンクリート打設・養生後に取り外す必要のない薄肉コンクリート製型枠です。
地球温暖化、建設廃棄物の抑制など環境問題に関する意識の高まり、省人化(熟練工不足)や
コスト縮減対策等の問題が叫ばれるようになってきました。 そこで、これらの問題を解決する
ために残存化粧型枠が開発されました。通常の型枠のように、型枠の取り外しや型枠の清掃の
手間も省け、工期の短縮にもなります。
 



01

谷止工本堤部分の建設機械による掘削作業です









02 谷止工本堤

 高さ 10.0m
 長さ 30.0m

本堤の基礎コンクリート打設の上に
残存化粧型枠組立作業です

 


03

型枠組立作業⇒コンクリートをブロックごとに打設し本堤完成となります

 

 

 

 

04 谷止工本堤完成

谷止工本堤が完成するとこれを支える垂直壁の施工に入ります

 

 

 



05 

谷止工本堤後、左右の側壁と垂直壁を本堤(03)と同様に施工し、コンクリート谷止工完了です








06

本堤の周りが崩れないよう丸太積工にて法面を補強します









07

法面には植生ネットにて保護します










 完 成 

 












ー 代理人コメント ―   (土木部:上野 真人)
 平成29年に着手しました本工事ですが、平成30年11月26日に無事竣工を迎えることができました。急峻かつ狭隘な地形で苦労しましたが『地域の皆様が安心してこの地に暮らせるように』という思いを胸に施工してまいりました。
 無事故で工事が終えられたのも、堰口区の皆様のご協力があってのことと厚く御礼申し上げます。